Activities in Ghana

ガーナでの取り組み

MAAHA CHOCOLATE は、ガーナでのチョコレート産業の立ち上げを目的として、現地での活動を継続的に行っています。チョコレートで使用されるカカオ豆の原産国・ガーナにおいて、チョコレートは一般的なものではありません。

そんなガーナでチョコレート産業を立ち上げ、ガーナの人々がチョコレート文化を楽しみ、ガーナのカカオ農家の生活が豊かになるような世界を目指して、MAAHA CHOCOLATEは活動を行っています。

加えて、チョコレートの品質に大きな影響を与えるカカオ豆の栽培・加工の高度化・効率化のための活動や、生活水準改善のための活動も行っています。

チョコレート産業立ち上げのための活動

チョコレート工場の建設・運営

MAAHA CHOCOLATEの活動でよく知られているのが、ガーナでのチョコレート工場の建設です。2022年にガーナのAmanfrom村に完成した工場は、今では村の象徴となっています。工場の稼働開始で、今までに累計約40名の雇用が生まれています。

ショコラティエの養成

現地のメンバーへのチョコレート製造技術の教育も行っています。現在までに、約10名のショコラティエを養成しました。
現地では、女性でも自立して活躍できる仕事として、反響がありました。

「CHOCOLATE FREE DAY」の制定

ガーナではチョコレートが一般的でなく、現地にはチョコレートを知らない方が多くいます。そこで、2023年に「CHOCOLATE FREE DAY」を制定しました。
毎月1回の「CHOCOLATE FREE DAY」の日には、Amanfrom村でチョコレートのプレゼントを行い、チョコレートの普及を行っています。

カカオ豆栽培・加工の高度化・効率化のための活動

カカオ豆栽培・加工方法の指導

MAAHA CHOCOLATEは、チョコレートの原材料となるカカオ豆栽培・加工に対してもアプローチしています。土壌調査と農薬使用法の改善や、発酵工程や乾燥工程の改善のための取り組みを行っています。

カカオ農家による農協の設立

MAAHA CHOCOLATEがリードして、約40の農家からなる農協を設立しました。
農協では、農家間でのノウハウ共有や、農業機械や備品等の共同購買・シェアリングが行われています。MAAHA CHOCOLATEからは、長靴の配布等を行っています。

生活水準改善のための活動

奨学金の設立

工場のあるAmanfrom村の中学生・高校生・大学生への学費等の支援を行いました。
金銭的問題で進学を諦めざるをえなかった子どもたち14名が学校に通えるようになりました。

マラリア薬の配布

工場のあるAmanfrom村では、マラリアに罹っても金銭的理由から治療薬を購入できず、後遺症が残る人や、命を落とす人が多くいる状況でした。
そこで、定期的なマラリア治療薬の配布を行っています。マラリア薬は、一定数の在庫を常備し、マラリアに罹患した患者がすぐに治療薬を使える状態となっています。